町内会のDX化は何から始めたら良い?
先日、地元町内会の総会と懇親会の席で、町内会長や公民館長など役員の方から「町内会・自治会の役員の負担軽減を実現するためにそんな方法があるだろうか」という話題となり、「町内会もデジタルツールを使って効率化しては?」となり、勝手ながら町内会のホームページを核としたDX化案をまとめ夜な夜な作成に励んでいます。
要望のあった機能として
・オンライン回覧版(従来の紙ベースと併用)
・オンライン施設予約
・行事カレンダー(あらかじめ決まっている行事等)
・緊急時の告知(天候不良などによる急な連絡)
上記項目があげられ、機能として入れ込みました。
テスト中ですがこちらからご自由にご覧ください
今後も町内会の役員の方たちにご意見をいただきながら少しづつ作業していますが、問題はホームページは受動的な媒体のため、地域の人が【見にこなければ伝わらない】事で、どれだけホームページを更新しても見られなければ何の意味もありません。 逆に【LINE】などのSNSは情報伝達の即時性はあるものの、個人情報(アカウントを知られたくない等)や掲載できる情報に限度があるため、きめ細やかな情報を送ることができないという相反性をもっているため、この2つのツールを組み合わせた仕組みを考えています。
具体的には【LINE】の【LINE公式アカウント】機能の無料枠(1カ月100件の送信)以内で「新しい回覧板があります」や「〇〇が更新されました」などの必要最小限のプッシュ連絡を行い、そこからホームページにアクセスしてもらう方法を考えています。
その他にも、町内会ホームページのアドレス情報、QRコードを登録、記載させた【NFCタグカード】や【NFCタグシール】を配布し、スマホで読み取るとホームページにダイレクトにアクセスできる仕組みと併せて検討しています。

NFCカードは1枚当たり20~30円、NFCシールは1枚あたり5円程度で購入できるので、初期費用も安価に抑えられるメリットがあります。