令和7年度3月定例会スタート&モンテディオ山形新スタジアムについて

 天童市議会、令和7年度3月定例会がスタート。今定例会は3月23日までの25日間の長丁場。新年度予算を中心とした新年度に向けた様々な審議が行われます。

 定例会前日の2月26日、天童市をホームタウンとするサッカーJ2・モンテディオ山形の新スタジアム建設について、昨年秋に出資予定であった企業との連携解消というニュースがあった一方で、大手不動産ディベロッパーである株式会社エスコン社がモンテディオ山形の株式の98%を取得し、親会社となることが発表されました。

 これまでは、山形県の外郭団体であるスポーツ山形21世紀協会と山形県で51%の株式を保有している、いわば「山形県がオーナー」のチームでした。今回の株主構成の変更によるオーナーチェンジは、単なる資金援助にとどまらず、エスコン社の知見や経験を生かしたスタジアム運営だけでなく、街づくり・周辺開発への期待も大きく膨らみます。

 これまで、スタジアムの年間を通した利活用については、Jリーグの試合数(年20試合程度)や規定(天然芝の養生など)により、多団体での利用が難しい面があると感じてきました。公的資金を投入する理由としてスタジアム建設を多くの人に支持してもらうためには、単なる施設建設による目新しさに頼った効果だけではなく、別の視点が必要だとも感じていました。

 持論としては、例えばスタジアムにコールセンターなどの企業を誘致し、スタジアム内包のテナントへ店子として入居してもらうことで、就労により数百人規模の賃金が発生し、地域にお金を生み出す方法(地域内GDPを増やすという観点の経済効果)や、他のプロ競技(バスケやバレーなど)がホームとなり得るアリーナの併設などが効果的ではないかと考えていました。
(バレーボールSVリーグのアランマーレ山形の運営会社はコールセンター業務を行っており、天童市をホームアリーナとして利用していましたが、規定により現状の3,500人規模のアリーナではライセンスが交付されないため、残念ながら来年度から秋田県へ移転することになってしまいました……。)

 10数年前、地元青年団体の会長をしていた関係で、当時の山形市長による「モンテディオ山形のホームスタジアムを山形市へ誘致する」との発言をきっかけに起きた論争、そしてホームタウン誘致合戦へと発展した経緯を背景に設置された「スタジアム検討委員会」の委員として、さまざまな会議に参加していました。時を経て立場は変わりましたが、こうして新スタジアムの構想が現実として進んでいる状況に、隔世の感を覚えます。

 民間が主体となるということは、パトロン的な援助ではなく、企業体としてスタジアムを核とした周辺開発による利益を追求するための投資、という側面も強く感じます。今回の出来事は、単に「スタジアムができる」「計画が前進する」といった感情的なことだけではなく、長い目で見た「街づくり・都市開発」という視点で事業を見守る必要があると考えます。天童市としても、民間のこうした前向きな取り組みを最大限に生かした、積極的な街づくりへの取り組みを期待したいと思いますし、私もさまざまな場面で提言していきたいと思います。

令和7年度天童市議会3月定例会 会期日程

月日開議
時刻
会議名場所主な内容インターネット中継
2月27日(金)午前10時本会議議場会期の決定
委員会付託省略案件の提案理由の説明 質疑・討論・表決施政方針及び委員会付託案件の提案理由の説明予算議案の概要説明予算特別委員会の設置及び議案付託
議案の委員会付託
中継
あり
3月3日(火)
3月4日(水)
午前10時本会議議場市政に対する一般質問中継
あり
3月5日(木)午前10時総務教育
常任委員会
議員協議会室付託案件審査 
3月6日(金)午前10時環境福祉常任委員会議員協議会室付託案件審査 
3月9日(月)午前10時経済建設常任委員会議員協議会室付託案件審査 
3月10日(火)~3月13日(金)午前10時予算
特別委員会
議員協議会室付託案件審査 
3月16日(月)午前10時予算特別委員会議員協議会室討論・表決 
3月23日(月)午前10時本会議議場委員長審査報告
質疑・討論・表決
中継
あり

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