青春とは人生の或る期間を言うのではなく、心の様相を言うのだ。優れた創造力、たくましき意志、炎ゆる情熱、怯懦をしりぞける勇猛心、安易を振り捨てる冒険心、こういう様相を青春と言うのだ。
年を重ねただけで人は老いない。理想を失うときにはじめて老いがくる。歳月は皮膚のしわを増すが、情熱を失う時に精神はしぼむ。
『青春の詩/サミュエル・ウルマン』抜粋
これはアメリカの詩人サミュエル・ウルマンが書いた『青春の詩』という詩の序文です。
松下電器の松下幸之助さんもこの詩に感銘を受け、自らも同様な言葉を残したそうです。そして、私が勤めている会社にもその言葉が掲げられています。
以前からなんとなく眺めていた、会社に掲げられていた松下幸之助さんの言葉。
いつしか、この言葉を「自分」や「周りの人」、「住んでいる地域や町」に置き換えてみたらどんな風になるんだろう・・・とおぼろげながら考えるようになりました。
そんな言葉を気にしているうちに、こんな言葉にも出会いました。
「年齢を脱ぐ、冒険を着る」。女優の樹木希林さんが百貨店のCMでおっしゃっていた言葉です。
こうした言葉は私に勇気と元気を、そして前向きな考えを与えてくれます。
そんな「年齢に縛られない心の若さ」を求める人が少しでも多くなれば、町や地域はもっと活気づくのではないかと思っています。