天童市は温泉街と夜の飲食店街が隣り合っており、旅館やホテルを一歩出ると数百件の飲食店が立ち並ぶ光景を見ることができます。そんな天童温泉街も新型コロナの影響で夜の街への人の戻りも鈍く、何か良いアイデアはないものかと思っていたところ、こんな記事を見つけました。

定禅寺通りのコンテナハウス「ISOL.」で“スナックせんだい”が開催されます。

立ち飲みバーと観光案内所を融合した7日間限定のイベント。

宮城の地酒やクラフトビール、蒸し牡蠣などを楽しみながら、仙台在住のスタッフからおすすめスポットを紹介してもらうことができます。

仙台の定禅寺通りで、「夜の経済活性化」のヒントになりそうなイベントが開かれていたので、議会終了後、急いで視察に向かいました。

仙台市内の主要通り「定禅寺通り」の車道の中にある遊歩道に一軒のコンテナハウスがあり、その周りには会社帰りの人や散歩がてら談笑を交わす人たちが多く集まっていました。

お店の前で話をしながら、地元の学生やボランティアスタッフがおすすめのお店やお客さんの要望に合ったお店を紹介し、そのお店まで案内してくれるシステムのようです。

運営スタッフの方にお話を伺ったところ、今後仙台市が定禅寺通りの歩道を改修予定で歩道部分を広く拡張するので、このようなコンテナ屋台を仙台市や企画会社等で協力しコンテナ状の店舗を常設する予定だそうです。

何より驚いたのは、このような新しい企画やイベントを仙台市が助成金を出して「夜の地域経済の活性化(ナイトエコノミー)」を推進している事でした。

天童市も全国にその名を関する温泉街になってもらい、その受け皿として、夜の飲食店が盛り上がる方法を考えていきたいです。

余談として、お店でお会いした一名のボランティアスタッフの方が、毎日山形市の芸工大に通学で通っているとの事で、詳しくお話を聞かせていただいたところ、「自分や仲間たちの作品を見てもらう場所が欲しい」との声がり、自分の管理する物件の空きテナントを学生さんの作品展示スペースとして提供する話も勢いで進行中です。(その話はまた近いうちに・・・)