今日は以前所属していた天童商工会議所青年部(天童YEG)が主管するイベント『第29回天童冬の陣 令和鍋合戦』に行って来ました。
4年ぶりの制限の無い大規模開催となり、会場は多くの人で賑わっていて会場は活気に溢れていました。
会場では県内各地のYEGメンバーや東北YEGでお世話になった方と久し振りにお会いでき、さながらOB会のような嬉しいひと時。
我が家の戦果としては、妻とシェアしながら8杯の鍋をいただき、腹いっぱい(^^)大満足の鍋合戦でした()ノ
この「鍋合戦」は天童の正月の恒例行事である「初市」の活性化を目的として、天童商工会議所青年部(天童YEG)が企画したイベントで、第1回は「平成鍋合戦」として平成9年(1996年)に開催されました。
第1回から第6回まで天童中部小学校前を会場として、来場者・出店団体が増え、今までの会場では収容しきれなくなった第7回大会からは会場を「道の駅天童温泉わくわくランドイベント広場」へ変更、その後第13回からは現在のNDソフトスタジアム(山形県総合運動公園)への会場移動など当時のB級グルメブームの先駆け的イベントとして開催されてきました。
私は当時、天童YEGに所属しており、会場が現在のNDソフトスタジアムに変更した際の鍋合戦実行委員長でした(続く第14回大会も2年続けての実行委員長でした)。会場を変更した当時は「市街地から離れていて気軽に行けない」「初市の活性化を目的としていたのに時期がずれていて目的を見失っている」など様々な感想や厳しいご意見も頂戴しましたが、青年部メンバーで話し合いを重ね、当初の「初市の活性化」という目的から「天童の冬を楽しみ、冬を感じるキックオフイベントにしたい」、「天童を鍋の街として新しい文化を根付かせたい」との想いを「新たな目標」として定め、メンバーが一丸となり今日まで続く天童の冬を代表する一大イベントとして成長してきました。
私や同年代の先輩や仲間が会を卒業しても、こうして後輩の皆さん方が「新しい文化の創造」を作り続けてくれることに感謝の言葉しか思い浮かびません。しかも、数年前からは天童市の初市の時期に合わせ、元々の目的てあった「初市の活性化」に少しでも貢献できるようにと、市内飲食店のご協力をいただき、天童市内で約2週間、鍋を食べ歩きできる『令和鍋めぐり』を開催しています。
物事は、その時々でその役割を変え、その時に順応し連綿と続いていく。鍋合戦がまさにその良い事例なのではないかと強く感じ、後輩の皆さんや鍋合戦というイベントに携わってくださった方々に敬意と感謝を表したいと思います。
多くの物事は時代とともにその用途や意義が変わっていくものです。たとえば、かつてハイヒールは女性がスカートの裾を地面から遠ざけ、汚れを防ぐという非常に実用的な目的で生まれました。しかし、今日ではハイヒールはスタイル、姿勢を強調するアイテムとして使用されています。
上記の天童市内の飲食店で鍋を食べ歩きできるイベント「令和鍋めぐり」については令和6年1月15日からとの事ですので、今日お越しになれなかった方はもちろん、今日鍋合戦に参戦した皆さんもこちらのイベントに是非参加して天童の冬を味わってくださいm(__)m
【天童市内鍋食べ歩き・令和鍋めぐり】