【議会レポート】高校生との意見交換会
高校生が考える「住み続けたい街」とは
本日、創学館高校の皆さんとの意見交換会に参加してきました。生徒の皆さんから様々な角度でのご意見をお聞きし、若い世代の視点での提言や問題意識を知ることができました。
まちを離れる理由
就職・進学の判断軸は「給与・休日・福利厚生」が最重視で、これが県外志向の一因に。医療系では「資格があれば県内外どこでも働けるが、県外の方が求人や休みの取りやすさで魅力的」、土木・建築志望では「やりたい職は明確、ただし給与水準を重視し県内外は検討中」という声は若者の本音として、我々大人がしっかりと取り組まなくてはならないと感じました。
冬の暮らし(潜在的な離反要因)
地元を離れる「潜在的な理由」として「冬の除雪の負担」という声が挙がりました。特に通学・通勤の歩道が狭く滑りやすい点がストレスで、「通学路や駅、商業エリアを結ぶ歩道に融雪歩道があれば、冬でも出歩ける」と具体的な提案をしてくださった生徒さんがいてとても感心しました。
娯楽や買い物などについて
「日常の買い物は足りるが、ワクワクする“特別感”や大人も楽しめる遊び場が少ない」「天童は商業施設が集中していて便利な反面、街歩き的な回遊がしづらい」、若者の日常の行動動線とまだ結び切れていない」と鋭い指摘もしてもらいました。

受け取った“宿題”
今回の意見交換会では、生徒さんの声を踏まえ、
・自転車でも安全・快適に通学や回遊できる動線の整備
・企業の給与、休日などの福利厚生についての調査研究
・冬でも快適に過ごせる環境整備
上記の点を自分ごととして宿題にしていきたいと感じました。
生徒さんが感じた課題は、天童を「住み続けたい街」にするための第一歩です。私はこの宿題に前向きに取り組み、動きながら改善を重ねていきます。


